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「屋根より高い鯉のぼり〜♪」で御馴染みの鯉のぼりは端午の節句(子供の日)
5月5日に男児の出世と健康を願って家庭の庭先で江戸時代の昔より
飾られております。
鯉のぼりの由来っていったいなんでしょう?
写真元:株式会社 橋本弥喜智商店
鯉のぼりの発祥
鯉のぼりの発祥は中国と言われております。
その昔むかし
中国黄河の急流に登竜門の語源とも言われる「竜門」と呼ばれる
滝があったそうです。
沢山の魚たちがその滝を登ろうと試みました。とても急流な滝で
誰も全く登れません。
唯一登りきったのが「鯉」だったそうです。
そして
登りきった鯉は竜になって空へ飛んで行きました。
その事柄が転じて。「鯉の滝登り」が出世の象徴とされ広がりました。
時は変わり江戸時代、武家で男児の出世と健康を願って家庭の庭先に
鯉の絵柄を布や紙等に描き飾りはじめたのが、
今の「鯉のぼり」の始まりだそうです。
鯉のぼりは別名、吹き流し、皐月登幟(さつきのぼり)とも言うそうです。
写真元:Wikipedia “吹き流し”
鯉のぼりも元は吹き流しと呼ばれていたとか、今、呼ばれている吹き流しは上写真のような高速道路等で風速を測定する際に使用するも、昔ながらの扇風機などについているヒラヒラの布状の物を「吹き流し」と呼ぶそうです。 |
どうして鯉なのか?シャケじゃダメなのか?
鯉は成功の証なのか?
鯉のぼりはどうして鯉なのでしょうか? 先ほどの中国の由来もさることながら
そもそも何故、お話の中での鯉は滝を登れたのでしょうか?
現実の世界では、2mぐらいまでジャンプする小型の鯉が存在するみたいですが
滝を登る鯉はいないそうです。
それでは何故、昔の人は鯉が滝を登れたと考えたのでしょうか?
それには鯉の生命力に関係がありそうです。
鯉は元来生命力のとても強い魚で知られており、
平均寿命は20年とされております。中には70年を超えるものもいるとか。
また雑食で口に入る物は全て食すと言われており、汚い場所でも
生きれる生命力は折り紙付き。
そんなタフさが買われてか
近年、キムタクドラマ「華麗なる一族」でも一役買って鯉の「将軍」がスクリーンに出ていました。
大きな池で鯉を飼うのは成功者のステータスなのかもしれません。
ちなみに将軍は多分70年クラスだったのではないでしょうか。
赤丸の所が将軍です。
華麗なる一族の将軍を調べてみたら、これなんとロボットだったみたいです。驚きですね。三菱重工100%子会社菱明技研(現MHIソリューションテクノロジーズ)が制作した鯉ロボットで貸し出しもしているとか。 |
写真元:Travel SMAPさんブログ
4月上旬大安の日から5月5日まで鯉のぼりを上げるようです。
写真元:Wikipedia
まとめ
鯉のぼりは、男の子の出世と健康を願い5月5日に庭先に飾られる のぼりです。
鯉はとても生命力の強い魚で、中国の伝記でも滝を登り竜になった魚とされてきました。
生命力が強く竜になった「鯉」は男の子の出世と健康を願うのにピッタリですね。
裏町猫背(ウラマチネコゼ)でした。
お口直しに 鯉のぼりをどうぞ〜。
やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとおさん ちいさいひごいは こどもたち おもしろそうに およいでる【歌詞】 こいのぼり 作詞:不詳/作曲:弘田龍太郎 |
“こいのぼりの由来は? 鯉は成功の証なのか?” への1件のフィードバック